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How I do it
Volume 6 Issue 1 Pages 72-76

A Case of Robotic Posterior Rectopexy for Full-thickness Rectal Prolapse

和訳版Abstract 直腸脱の患者に対するロボット支援下直腸後方固定術の経験について説明します。 私たちの知る限り、これは本邦で最初の報告です。 直腸脱が徐々に悪化した94歳の女性。 検査の結果、腸管の脱出が観察されました。 手術の適応と考え、ロボット支援下直腸固定術が実施されました。 術中の合併症はなく、術後の経過も順調で、術後10日で退院しました。 1年後の経過観察時も、再発の兆候はありませんでした。 近年、ロボット手術が一般的になっています。我々は、 縫合固定を含め、直腸固定術においてロボット手術を活用しました。 腹腔鏡下手術よりもロボット手術の方が、直腸とメッシュの縫合が容易であり、ロボット支援下直腸固定術が安全かつ容易に行えることを実証しました。 この試験はUMIN臨床試験登録簿(番号000040378)に登録され、手術が実施されました。