| 和訳版Abstract | 閉塞性大腸癌に対する術前減圧として自己拡張型金属ステント(SEMS)は広く用いられているが、留置後の全大腸内視鏡(TCS)の完遂に影響する因子や穿孔リスクは十分に明らかでない。本研究では、2017年11月から2023年11月までに単施設で18 mm径の大腸SEMSをBridge-to-Surgeryとして留置された48例を後ろ向きに解析した。術者やスコープ変更の有無を問わずTCSを完遂できた場合を臨床的成功と定義した。TCSの臨床的成功率は77%であった。単変量解析では、腫瘍深達度T4がTCS不成功と有意に関連した。また、細径スコープの使用は高い成功率と関連した。同時性大腸癌は10%に認められた。SEMS留置後TCSの完遂には腫瘍深達度が影響し、特に深達度が深い症例では細径スコープの使用が有用である可能性が示唆された。 |
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