Suctionable Gauze Ball Operated by the Console Surgeon Overcomes Wet Scenes during Robotic Rectal Surgery

https://doi.org/10.23922/jarc.2023-029

和訳版Abstract	ロボット支援直腸切除術は現在広く行われている。しかし、コンソールにいる執刀医が簡単に使用できるロボット吸引ツールはほとんどなく、高度進行癌や術前治療例では，浸出液や出血により骨盤内で鮮明な視野の確保が困難な場合がある。本報告では、小さなガーゼボールを取り付けたカテーテルを助手用ポートから挿入して用いる独自の手術手技を紹介する。この簡易で安価な「器具」は、コンソール執刀医が術野展開の道具として、また信頼性の高い吸引装置として使用し、骨盤内の術野を確保することができる。この技術は狭い術野で使用でき、助手に依存しないため、あらゆる種類の手術に応用できる可能性がある。

和訳版Abstract

ロボット支援直腸切除術は現在広く行われている。しかし、コンソールにいる執刀医が簡単に使用できるロボット吸引ツールはほとんどなく、高度進行癌や術前治療例では，浸出液や出血により骨盤内で鮮明な視野の確保が困難な場合がある。本報告では、小さなガーゼボールを取り付けたカテーテルを助手用ポートから挿入して用いる独自の手術手技を紹介する。この簡易で安価な「器具」は、コンソール執刀医が術野展開の道具として、また信頼性の高い吸引装置として使用し、骨盤内の術野を確保することができる。この技術は狭い術野で使用でき、助手に依存しないため、あらゆる種類の手術に応用できる可能性がある。

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