The Preoperative C-reactive Protein/Albumin Ratio of Immune-inflammation Index Is an Independent Prognostic Factor of Advanced Colorectal Cancer in Older Patients (..≧65 years)

https://doi.org/10.23922/jarc.2024-103

和訳版Abstract	目的：65歳以上の高齢者の進行結腸直腸癌患者において、術前免疫炎症マーカーが予後予測に有用か解析した。方法：当院で根治手術を行った65歳以上の進行結腸直腸癌患者149例について、術前のCRP/アルブミン比(CAR)・血小板/リンパ球比(PLR)・リンパ球/単球比(LMR)・好中球/リンパ球比(NLR)を測定し、臨床病理所見や予後との関連を解析した。結果：多変量解析の結果、無再発生存期間(RFS)については、腫瘍深達度とリンパ節転移陽性が独立した予後不良因子であった(p値 0.03， p=0.008)。全生存期間(OS)については、リンパ管侵襲とCAR高値が独立した予後不良因子であった(p値 0.04， p値 0.04)。癌特異的生存率(CSS)についても、リンパ管侵襲とCAR高値が独立した予後不良因子であった(p値 0.03， p値 0.03)。結論：高齢者の進行結腸直腸癌においては術前CARが予後予測に有用である。目的：65歳以上の高齢者の進行結腸直腸癌患者において、術前免疫炎症マーカーが予後予測に有用か解析した。方法：当院で根治手術を行った65歳以上の進行結腸直腸癌患者149例について、術前のCRP/アルブミン比(CAR)・血小板/リンパ球比(PLR)・リンパ球/単球比(LMR)・好中球/リンパ球比(NLR)を測定し、臨床病理所見や予後との関連を解析した。結果：多変量解析の結果、無再発生存期間(RFS)については、腫瘍深達度とリンパ節転移陽性が独立した予後不良因子であった(p値 0.03， p=0.008)。全生存期間(OS)については、リンパ管侵襲とCAR高値が独立した予後不良因子であった(p値 0.04， p値 0.04)。癌特異的生存率(CSS)についても、リンパ管侵襲とCAR高値が独立した予後不良因子であった(p値 0.03， p値 0.03)。結論：高齢者の進行結腸直腸癌においては術前CARが予後予測に有用である。

和訳版Abstract

目的：65歳以上の高齢者の進行結腸直腸癌患者において、術前免疫炎症マーカーが予後予測に有用か解析した。
方法：当院で根治手術を行った65歳以上の進行結腸直腸癌患者149例について、術前のCRP/アルブミン比(CAR)・血小板/リンパ球比(PLR)・リンパ球/単球比(LMR)・好中球/リンパ球比(NLR)を測定し、臨床病理所見や予後との関連を解析した。
結果：多変量解析の結果、無再発生存期間(RFS)については、腫瘍深達度とリンパ節転移陽性が独立した予後不良因子であった(p値 0.03， p=0.008)。全生存期間(OS)については、リンパ管侵襲とCAR高値が独立した予後不良因子であった(p値 0.04， p値 0.04)。癌特異的生存率(CSS)についても、リンパ管侵襲とCAR高値が独立した予後不良因子であった(p値 0.03， p値 0.03)。
結論：高齢者の進行結腸直腸癌においては術前CARが予後予測に有用である。目的：65歳以上の高齢者の進行結腸直腸癌患者において、術前免疫炎症マーカーが予後予測に有用か解析した。
方法：当院で根治手術を行った65歳以上の進行結腸直腸癌患者149例について、術前のCRP/アルブミン比(CAR)・血小板/リンパ球比(PLR)・リンパ球/単球比(LMR)・好中球/リンパ球比(NLR)を測定し、臨床病理所見や予後との関連を解析した。
結果：多変量解析の結果、無再発生存期間(RFS)については、腫瘍深達度とリンパ節転移陽性が独立した予後不良因子であった(p値 0.03， p=0.008)。全生存期間(OS)については、リンパ管侵襲とCAR高値が独立した予後不良因子であった(p値 0.04， p値 0.04)。癌特異的生存率(CSS)についても、リンパ管侵襲とCAR高値が独立した予後不良因子であった(p値 0.03， p値 0.03)。
結論：高齢者の進行結腸直腸癌においては術前CARが予後予測に有用である。

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