| 和訳版Abstract | [目的] 本研究は、肥満(BMI≥25 kg/m²)を有する直腸癌患者に対するロボット支援下低位前方切除術(RALAR)の短期的安全性および技術的実行可能性を、非肥満患者と比較検討することを目的とした。 [方法] 2020年9月から2025年1月に自施設でRALARを施行した直腸癌患者を対象とする後ろ向きコホート研究を行い、肥満群と非肥満群に分類した。患者背景、手術成績、術後転帰を解析し、統計学的検定を行った。 [結果] 肥満群27例、非肥満群49例を解析した。肥満群ではBMI中央値およびASA分類2以上の割合が有意に高かったが、手術時間、出血量、開腹移行率、術後合併症率に有意差は認められなかった。 [結論] 肥満直腸癌患者に対するRALARは技術的困難性の増加傾向はあるものの、安全かつ実行可能であることが示唆された。 |
|---|