日本医学会COI管理ガイドライン改定に伴う「日本大腸肛門病学会臨床研究の利益相反に関する指針」等の改定について
諸事案等の発生や研究者主導臨床研究にかかる企業の不適切な関与等の問題指摘を受け、産学連携の適正化を課題として、医学会、業界および行政が防止策に向けた様々な取り組みが行われていることを踏まえ、2011年に策定された「日本医学会 医学研究のCOIマネジメントに関するガイドライン」について、2014年、2015年に続き2017年3月に「日本医学会 COI管理ガイドライン」に改称して内容の改定が行われた。これに伴い本学会の利益相反指針を改定する必要がある。
改定内容
○「臨床研究に関する倫理指針」および「疫学研究に関する倫理指針」を統合した「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」制定に伴う改定
➡ 指針P.1(指針策定の目的)
○開示・公開すべき事項に「奨学寄附金」及び「寄附講座」を追加
➡ 指針P.2、様式1、様式2-1、様式2-2、様式3
○開示対象となる金額の改定:講演料100万円→50万円、原稿料100万円→50万円
➡ 補則P.8、様式1、様式2-1、様式2-2、様式3、指針Q&AのP.5
○自己申告期間過去1年間(役員等は2年間)→過去3年間
➡ 補則P.8
○「臨床研究」→「医学系研究」
➡ 指針、補則の全般
○様式1、様式2-1、様式3を日本医学会の様式に統一した。
施行日:平成30年1月1日