一般社団法人 日本大腸肛門病学会

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学会概要

理事長挨拶

最終更新日: November 10, 2023

日本大腸肛門病学会理事長挨拶

理事長 板橋 道朗  一般社団法人日本大腸肛門病学会
 理事長 板橋 道朗

 本法人は、会員である医師等の大腸肛門病学における研究、教育及び診療の向上を図るとともに、これを介して国民の健康と福祉に寄与することを目的にしています。

 この目的達成のため、1940年3月に「日本直腸肛門病学会」が肛門科の先生方を中心として創立され、1966年9月には現在の名称である「日本大腸肛門病学会」に改称され、外科、肛門科、内科、病理、放射線科など領域横断的な会員が一同に結集して活動する学会として発展してきました。具体的な活動としては、会員の研究発表・学術講演のための学術集会の開催、教育セミナーなどの教育活動、機関誌(邦文誌年10冊、英文誌年4冊発行)およびガイドライン等の図書の刊行などがあります。そして英文誌は国際的に認められた雑誌の指標であるインパクトファクターを取得することができました。また、本学会は1987年6月には日本医学会に加盟し、2年後の1989年にはいち早く大腸肛門病専門医認定制度を開始しています。2014年には日本専門医機構が発足し2018年4月から新専門医制度が開始されています。しかしながら、残念なことに大腸肛門病専門医は日本外科学会に設置されるサブスペシャルティ領域協議会において検討されることとなっているため、今のところ専門医認定に至っておりません。このことは喫緊の課題であると認識しており関連理事と協働して認定に向けて推進してまいります。他方で、近年のコロナ感染症は本学会の活動にも大きな影響を及ぼし、国際交流などの中止を余儀なくされましたが、学術集会は2022年11月以降通常開催に戻ることができました。今後はさらなる発展を目指して行きたいと考えています。また、将来の発展に向けて若手医師や女性会員の育成を促進してまいります。さらに魅力のある運営を行うことで本学会会員数が増加するようにしたいと考えます。

 さらには、患者さん・一般人の啓蒙活動や新規薬剤・技術参入に対する支援など本学会に期待される使命はたくさんありますが、行政や他の関連学会とも協働して様々な課題を解決して行きます。どうぞよろしくお願いいたします。

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