会員各位

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

今年はコロナウィルス感染の第3波の中で新しい年を迎えました。
会員の皆さまにおかれましては、診療など様々な対応で大変お忙しいことと存じますが、ご自愛頂きますようお願い申し上げます。

JARC 5巻1号をお届け致します。
今号では総説2編、原著論文4編、症例報告1編、How I do it 1編に加えまして、便失禁診療ガイドラインの英語版を掲載致しました。便失禁の診療の係る多岐にわたる内容を3部構成でおまとめ頂きましたので、一挙に掲載させて頂きました。生活の質（QOL）がますます重要視される中で、皆さまの診療や研究にご役立て頂ければ幸いでございます。

さて、JARCへの投稿は最近増えてきており、昨年は査読に回った論文が約80編と例年の約2倍でございました。これはコロナ禍による「巣篭もり」の影響もあると思いますが、他の外科系総合英文誌では特に大腸肛門領域の投稿数が伸びているとも聞いております。

JARCの質を高めるべく編集委員一同、鋭意編集活動に勤しんでおります。
今後とも、JARCへのご投稿をお待ち申し上げます。

2021年1月
Journal of the Anus, Rectum and Colon
Editor-in-Chief
石原　聡一郎