会員各位
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
世の中がコロナ禍で翻弄されるようになって3年が経ちました。時が経つのは早いと感じるとともに、自由に行動できる日が1日も早く来ることを願っております。
JARC 7巻1号をお届け致します。
今号では最近のトピックである直腸癌のtotal neoadjuvant therapyと痔核の低侵襲治療に関する総説をはじめ、全5編の論文を掲載致しました。
原著論文にはコロナ禍による受診の遅れが複雑性虫垂炎を増加させたという論文を掲載しておりますが、この状況を肌身で実感された先生も多いのではないでしょうか。その他、便秘症の画像診断、高齢患者に対する腹腔鏡大腸手術に関する論文を掲載しており、読者の皆さまの診療や研究のお役に立てる内容となっております。
今年はJARCにとって飛躍の年となると予想しております。
詳細は決まり次第お知らせしますが、JARCの国際性や国際的評価を高める取り組みをより一層強化してまいりますので、引き続き皆さまのご支援を宜しくお願い申し上げます。
2023年1月
Journal of the Anus, Rectum and Colon
Editor-in-Chief
石原 聡一郎