一般社団法人 日本大腸肛門病学会

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学術集会・セミナー

[抄録]肛門疾患の診察・診断と治療

最終更新日: February 27, 2026NEW

第35回日本大腸肛門病学会教育セミナー

Ⅲ.肛門科(Ⅱb)
  テーマ: 肛門疾患診断・治療Strategy

1.肛門疾患の診察・診断と治療
  栗原聰元先生(汐田総合病院 外科)

 本教育セミナーでは,肛門疾患の診察・診断と治療を体系的に概説する.患者は肛門診察時に羞恥心と疼痛への恐怖を抱くため,指診・肛門鏡診の前に詳しい説明と愛護的手技を徹底し,消化管末端として口側病変の見落としを避ける.問診では排便状態・疼痛・出血・脱出を整理し,左側臥位や砕石位で視診・指診を行い,肛門鏡・内視鏡・経肛門的超音波・CT/MRI を適宜組み合わせて総合評価する.痔核はGoligher分類に従い,保存療法からLE やALTA,PPH・ACL・MuRAL などを選択し,出血には薬物療法や硬化療法(5% phenol almond oil,ALTA)を適用する.肛門周囲膿瘍は診断時に排膿し,痔瘻には開放手術・括約筋温存手術・シートン法,裂肛には保存的治療からLIS,SSGやV‑Y flapへ段階的に対応する.
 

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